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浄泉寺(じょうせんじ)は福島県河沼郡会津坂下町にある曹洞宗の寺院。山号は清光山。本尊は阿弥陀如来。
創建年代は不明。6世紀に高寺山に拠点を置いて会津に仏教を広めた「高寺」の子坊・淨泉坊が元であったとされる。室町時代に曹洞宗に改宗し、新たに開山としたという。
慶長16年(1611年)の会津地震で発生した洪水で青木村の正徳寺観音堂が倒壊流出。安置されていた聖観音は青津村の浄泉寺に移されたが後に寺の北にある亀ヶ森古墳の上に観音堂が建てられてここに安置され、寛永20年(1643年)に会津藩主・保科正之が会津三十三観音を定めた際に32番札所・青木観音(あおきかんのん)となった。現在では青津観音(あおつかんのん)と呼ばれている。