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観音寺(かんのんじ)は、奈良県桜井市南音羽、音羽山の中腹標高600メートルに位置する融通念仏宗の寺院で山号は音羽山。音羽山観音寺と称される。
寺号はたびたび変わり善法寺(ぜんぽう-)、興法寺(こうほう-)または香法寺、音石寺(おとわ-)または音羽寺とも称し、俗に「音羽の観音」といわれた。古くは法相宗、その後は天台宗の寺院であった。
石畳参道の傍らには十三重石塔(鎌倉時代後期)、宝篋印塔(鎌倉時代末期)、永禄5年(1562年)銘の九品町石のうち4基などがあり、また参道の入口から石畳下まで十七町石が揃って残っている。境内の「お葉つきイチョウ」は奈良県指定天然記念物。本堂東方の経ヶ塚山への登山路下に「音羽の滝」がある。滝水は眼病に霊験があることで古くから知られる。
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