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七宝瀧寺(しっぽうりゅうじ)は、大阪府泉佐野市にある真言宗犬鳴派の大本山の寺院。山号は犬鳴山(いぬなきさん)。本尊は倶利伽羅大龍不動明王。
役小角が「五百弟子受記品」を埋納したという第八番経塚の所在地・燈明ヶ岳の北側の山中にある。この地域には泉州と紀州を結ぶ南北の交通路と、それと交わる修験の道のり(葛城二十八宿)があったが、中世の七宝瀧寺はその結び目の一つであったという研究成果もある。
2019年(令和元年)5月20日に認定された日本遺産『旅引付と二枚の絵図が伝えるまち-中世日根荘の風景-』の構成文化財のひとつ。「犬鳴山の溪谷」は「大阪みどりの百選」に選ばれている。