三津寺(みつてら)は、大阪市中央区心斎橋筋にある真言宗御室派の準別格本山の寺院。山号は七宝山。本尊は十一面観音菩薩。御堂筋に面しており、地元では「みってらさん」あるいは「ミナミの観音さん」の通称で親しまれている。 東京建物との共同事業により約50年間の定期借地権を設定し、2023年(令和5年)9月には曳家した本堂の直上をビルとする寺院・ホテル・商業施設一体型複合施設「東京建物三津寺ビルディング」が竣工し、収益を老朽化した本堂の修繕費用などに充てることになった。